2/19(日)、今年度最後となる『アニメーション教室』を開催しました。

講師は今回も高知初のアニメーション制作会社『スタジオエイトカラーズ』スタッフ。

今回の教室は中学生と高校生が対象で、普段のアニメーション教室より年齢層が高め。これまでより少し難易度が高い中割りの作業を行いました。中割りとは原画と原画の間の絵を描く作業のことです。

用意された課題はヤイロチョウが傘回しをするアニメーションで、数コマに絵が描かれていません。参加者はすでに描かれている絵を参考に、中割りを考えて描くという作業を行いました!

 

▲すでに描かれている絵(原画と呼ぶそうです)

 

▲液晶タブレットと作画ソフト『クリップスタジオEX』を使って現場と同じ環境で本格的な作業を行います。

 

今回まんがBASEスタッフ1名も参加者さんと一緒に中割り作業に挑戦してみました!中割りの作業は本格的に絵を描いていく作業なので動きを考えながら作画をしないといけません。

パラパラまんがを描いたことがある方はわかるかもしれませんが、動きの絵を描くことはとても難しく、わからない所はエイトカラーズのスタッフさんに積極的に質問して作業を進めます。動きをなめらかに描くコツなどを学び、アニメーションを完成させていきます。

オニオンスキンという機能を使っています。前後の絵がカラーの線でうっすら見えるようになっているので描きやすかったです。

そして

✨↓完成したアニメーションがこちら!✨

▲参加者さんの作品です!線だけでなく色も塗られていました、すごい!

 

1枚の原画をなぞる作業と2枚の中割りを描く作業でしたが、アッという間の1時間30分でした。普段私たちがみているアニメにはもっとたくさんの枚数と作業があります。すごいですね。

将来、アニメーターになりたい人や、アニメーションに興味がある皆さんにとって、とても勉強になる貴重な体験になったかと思います。

 

今回習ったことを活かして、今後の作品作りなどに役立てていただけると幸いです。

今後も高知まんがBASEでは様々なイベントを企画しております。

プロの漫画家から直接まんがや作画のコツを学べる『まんが教室』

プラ板・しおり・うちわ作りなど絵を描きながらものづくりができるような『ミニイベント』など、ホームページやSNSで随時お知らせしておりますのでぜひチェックしてみてくださいね!

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