
朝ドラ「あんぱん」は9月末で最終回を迎えます。
これまでに「手のひらを太陽に」や「やさしいライオン」などの、やなせ先生の代表作が登場しました。
後は、私たちのよく知るあのヒーローが生まれてくるのですね。フィナーレが楽しみであるとともに、終わりが近づくことに寂しさも感じます。
まんがBASEでは、『あんぱん』の放送に合わせて、まんが甲子園で『やなせたかし賞』を受賞した作品を展示しています。
9月からその第4弾として、高知県立岡豊高等学校と香川県立善通寺第一高等学校の2作品を展示しています。
それでは見ていきましょう!
「やなせたかし賞」とは…
まんが甲子園の永世名誉審査委員長である、やなせたかし先生が第20回大会から個人的に設けた賞で、本選大会の全作品の中から1作が選ばれます。
この賞は現在でも、やなせ先生と親交のあった漫画家によって選考されています。
第23回(2014年) やなせたかし賞
高知県立岡豊高等学校(高知県)
テーマ『拡大解釈』
スマホのカメラを向けられている女の子。
「かわいい~」「こっち向いて~」と目線を求められ、照れくささもありつつポーズを取ります。
しかし、撮られていたのは足元にいたネコちゃん。
これは気づいた後が恥ずかしいですね (;・∀・)
日常のあるあるがテンポよく、コミカルに描かれた作品ですね。
第28回(2019年) やなせたかし賞
香川県立善通寺第一高等学校(香川県)
テーマ『元年』
この年は、元号が「令和」に変わった年です。
新元号の「令和」が発表されると、露骨に嫌がるネコが一匹。
「イヤやイヤや」と駄々をこねた直後、
「令和 YEAR(嫌)元年」と、2か月温めていた渾身のギャグをぶちかまします。
これには、新元号を発表した犬の政治家も、周りのマスコミも冷めきった様子。
調子に乗るのもほどほどにしましょう。
いかがでしたか?
展示期間は2025年10月31日(金)までを予定しています。
ドラマと合わせてまんが甲子園の作品も、ぜひご覧ください。
そして、朝ドラ「あんぱん」は9月で最終回を迎えます。
寂しいですが、のぶと崇、そして周りの人たちが紡いでいく物語を最後まで見届けましょう。
ほいたらね!