
学べばもっと好きになる、楽しくなるイベント『まんがの種』。
3月12日(水)、『デジタルまんが講座~効果線編~』を開催しました。
今回の講座では、作画ソフト『クリップスタジオ』を使って、効果線の描き方を学びました。それではイベントの様子を見てみましょう。
今回は、3組3名が参加してくれました。ありがとうございます。
まずはよく使われる2種類の効果線について学びます。
テキストと実演を踏まえて説明していきます。
①流線(りゅうせん)
『流線(りゅうせん)』とは、平行に描かれた複数の線のことです。感情や速さなどを表現する時に使います。
また、流線の中でも動きの方向を強調しながらスピード感を出したいときなどに描かれた流線を『スピード線』と呼びます。
これらは、クリップスタジオの「特殊定規」という機能を使います。「平行線」を描けるように設定すると簡単に描くことができます。
②集中線
「集中線」は線が集まる中心点に向かって描かれた複数の線のことです。対象を強調したいときやスピード感を出したいとき、感情を表すときなどに使います。
これも「特殊定規」を使い、「放射線」と言う設定を選ぶと描くことができます。
といっても、きれいな効果線を描くためには技術も必要で、参加者は線が太くなりすぎたり線の先がとがらなかったりするなど苦戦していました。
上手く描けるように練習あるのみ!
描き方を覚えたら下の画像データに学んだ効果線を描いていきます。
皆さん真剣に作業に取り組んでいきます。
線の描き方に慣れてくると、スラスラと素早く効果線を描けるようになった参加者もいました。
また、ここでは集中線の描き方を応用した「ベタフラッシュ」と言う効果線にも挑戦しました。👇
線の密度が濃いので描き上げるのも一苦労です。「ベタフラッシュの描き方が難しかった」との感想も聞こえました。
そうして、描き上げたものがこちらになります。👇
最終的には、皆さん上手に効果線を描けるようになりました。
この知識は、必ず漫画作りの役に立ちます。
学んだことを活かして、漫画をより魅力的にしましょう!
皆さん、ご参加ありがとうございました。