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今日から5月、ゴールデンウイーク真っ只中ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

1階、読書ルームのまんが甲子園コーナーも作品の入れ替えの時期です。今回は『行楽にこんな風景はいかが特集』という事でコロナ禍で気軽に外出できない昨今、どこかに行った気分になる作品を揃えてみました。

まずはこちら、第3回大会の最優秀賞に輝いた小倉東高等学校(福岡県)の作品、テーマは『新・いなか』です。ロボットが農業に勤しんでいて未来のいなかってこうなっているのかな?と感じさせる作品ですが、よく見ると風刺が効いたメッセージも描いてあります。夕焼けによるセピア色の色調がどこか懐かしさを醸し出し、ロボットの未来感とのギャップを生んでいい味を出しています。

 

続いてはこちら、第13回大会で最優秀賞・西南学院高等学校(福岡県)の作品、テーマは『BUSHIDO(武士道)』です。

セリフ無しでテーマをストレートに表した非常に伝わりやすい作品です。高速道路を運転中のドライバーの視線の先には武士道方面に向かう武士の一団が。背中に掲げる旗には「安全第一」「すぴいど注意」文字が躍っています。高速道路を使って戦に向かう武士たちを現代のドライバーが見ているという日常と非日常が交わる構図で、ディティールには遊び心があふれています。見ている我々も作品の中に入ったかのような気分になります。現実で見かけたら二度見は必至ですね(笑)

最後はこちら、第21回大会の最優秀賞・九州産業大学付属九州高等学校(福岡県)テーマは『まんが県』です。

「まんが県、それは原稿用紙に描かれたことが現実になる-」

原稿用紙に向かうまんが県知事の背後には女神と死神が…

絵心も含め、まんが県知事さんのとてつもないプレッシャーが感じられる作品ですね。

もしもこんな世界があるなら、まずはコロナウィルスをなくしてマスクもつけず気軽に旅行に行けるようにしたいですね。


いかがっだったでしょうか、高校ペン児たちの力作を楽しんでいただけましたか?今回の作品は5月1日から6月30日まで1階まんが甲子園コーナーに展示しています。まんがBASEはGWも休まず営業していますので、ぜひご鑑賞にお越しください。