あけましておめでとうございます!本年もまんがBASEをよろしくお願いいたします。
年も明けてまんが甲子園コーナーの作品も一新しました。
今回は『新春 ほっこりと笑いを届ける特集』として3つの作品を展示しています。
第6回(1997年) 昭和薬科大学附属高等学校(沖縄県)
テーマ『携帯○○』
保健所の職員らしき2人の男性に捕まえられそうな野良犬。絶体絶命のピンチ!そこで取り出したのは青い球体?空気を送っていくと、みるみるうちに大きくなって西郷どん似のバルーンに大変身!職員たちも「なんだ、飼い主がいたのか…」と勘違いしています。人間だけでなく、犬が飼い主を携帯するというアイデアが光る作品ですね。
ちなみに、まんがBASEでは1/10(月・成人の日)13:00~16:00に『あると便利!携帯用マスクケースを作ろう』というイベントを開催します。唐突な宣伝で申し訳ございませんが、ぜひお越しください。
第9回(2000年) 熊本県立松橋高等学校(熊本県)
テーマ『17歳』
同じ時期に生まれた男の子と一匹の子犬。17年後、男の子は高校生に成長しました。しかし、犬の17歳は人間に置き換えるとよぼよぼのおじいさんです。男の子はずっと一緒だった犬に優しく「長生きしろよ。」と声を掛けています。心が温かくなる作品です。
第15回(2006年) 沖縄県立那覇工業高等学校(沖縄県)
テーマ『秋葉原』
左から人類の進化と文明の発展を描き、行き着いたのは漫画やアニメといったサブカルチャーの中心地・秋葉原。ラストに立ち止まっているテンプレのようなヲタクと、背景に秋葉原の街並みへの急激な様変わりに思わずクスッとしてしまいます。
歴史に照らし合わせて見てみると、江戸時代には大名や旗本の武家屋敷が立ち並び、東京大空襲では焦土と化しました。この作品は秋葉原の歴史に則って作られているように見えます。作品を深堀していくと面白い発見が見つかりますね。
いかがでしたか?今回は思わず笑ってしまう作品と心が温かくなる3つの作品を紹介しました。
これらの作品は2/28(月)まで展示しています。ご覧になりたい方はぜひまんがBASEまでお越しください。