浦沢直樹 原画展も無事に終了し、まんが甲子園作品の展示を再開いたします。
みなさんいかがお過ごしですか?
昨年30回の節目を迎えたまんが甲子園、今回はその直近3年分の最優秀賞作品を展示しています。元号の改正や、新型コロナウィルス感染症など、記憶に新しいテーマの作品です。それでは見ていきましょう!
第30回(2021年)最優秀賞 宇都宮文星女子高等学校(栃木県)
テーマ『30度目の正直』
30回の節目にちなんで出された昨年のテーマ。
30回目の漢字テストにしてようやく満点を取った様子が描かれています。
回答欄を右からつなげた文字や問題数、氏名など「30」にまつわるものがちりばめられ、問題文には有名な漫画にまつわることが書かれています。
シンプルで伝わりやすく小ネタも多く含まれた見どころの多い作品になっていますね。
まんが王国土佐では、『まんが甲子園30回記念誌』が今月5日に発刊され、高知商業高校・コミックアート部の生徒さんのTシャツが裏表紙に採用されました。
それがこちら!
こちらも、作品と一緒に展示していますので、ぜひご覧ください。
まんが甲子園増刊号(2020年)最優秀賞 静岡県立伊東高等学校城ケ崎分校(静岡県)浅香里桜さん
テーマ『新しい生活様式』
新型コロナウィルス感染症が拡大し、マスク生活を余儀なくされ、まんが甲子園もこの年は『まんが甲子園増刊号』としてオンライン開催になりました。
マスクを着けて記念撮影する集団。カメラを持ったおじさんが「はい チーズ」ではなく、「はい マスク」という掛け声で、全員一斉にマスクをおろして笑顔で撮影しています。日焼けあともあって芸が細かいですね
静岡県の高校と言うのもあり、バックには富士山らしき山も描かれています。
ちなみに、この年は我が高知まんがBASEが開館した年でもあります。
第28回(2019年)最優秀賞 宇都宮文星女子高等学校(栃木県)
テーマ『元年』
元号が平成から令和へと変わり、この年は令和元年。しかし、元号が施行されたのは5月からなので元年は半年ほどしかありません。
それを破局した芸能人の記者会見のように表現したこの作品。
ずっとそばにいたいはずなのに元号の改正のたびに二人を分かつ…
今回で248回目、二人が永遠に結ばれる日はいつになるのやら…
いかがだったでしょうか?
30回の節目を迎えたまんが甲子園
今後どのような作品が出てくるのか楽しみですね。
そして、今年はぜひとも現地で開催できることを願っています。