
Welcome to Kochi!
高知まんがBASEでは、海外から訪れた観光客の皆さんに日本のまんが文化に触れ、高知で良い思い出を作っていただこうとイベントを開催しています。今回は3月19日(水)に大型クルーズ船「ノルウェージャン・スピリット」寄港に合わせて「オリジナルしおり作り」のイベントを開催しました。
本格的な画材で和柄の色紙や土佐和紙に絵を描き、オリジナルのしおりをデザイン
しおりは土佐和紙と和柄の色紙の2種類から好きな紙を選んでもらいます。
土佐和紙を選んだ方は、筆ペンと色鉛筆を使ってしおりをデザインします。「筆ぺんのかすれを上手に表現するにはどうしたらいい?」という具体的な質問もあり、作画スタッフが筆ペンの持ち方や力の入れ具合についてアドバイスをしました。和柄の色紙を選んだ方は、漫画家が使うペンや色鉛筆などの画材を使って描いた自分の絵をコラージュしてしおりを仕上げます。皆さん、描き方の手順などを教わりながら素敵な作品を作っていました。
▲アメリカからお越しの二人。女性は和紙の、男性は和柄の色紙を選んで素敵なしおりを作っていました。
たくさんの方に来館いただき、大盛況!
今回はアメリカやイギリス、オーストラリア、韓国など多くの国の方々にご参加いただきました。会場は満席になる時間帯もあるほど大盛況!同じテーブルに座った参加者同士でイラストを見せ合ったりしながら、一緒にまんが文化に触れる時間を楽しんでいただけたようでした。
英語での説明にも対応!スタッフと一緒にしおりを完成させます
海外からのお客様をお迎えするため、当日は英語対応が可能なまんがBASEスタッフと高知県の国際交流員を中心にワークショップを進行しました。施設紹介やイラストを描く手順の資料を事前に英語で作成し、高知のまんが文化の魅力がしっかり伝わるように準備しました。まんが制作に使う道具や絵の描き方についても興味を持っていただき、スタッフとのコミュニケーションを楽しみながら、それぞれの個性が光る素敵なしおりを作っていました。
くろしおくんとのコラボレーション!高知ならではのしおりも
こちらの男性からは「高知県のキャラクターのイラストを描いてみたい」と相談があり、高知県のイメージキャラクター「くろしおくん」を紹介しました。ご自分でも絵を描かれる機会が多いとのことで、和紙のしおりを素敵にデザインしてくれました。高知での素敵な思い出になったようでスタッフも嬉しかったです。
これからも、世界中の方々にまんが文化を届けます!
このようなイベントを通じて、高知や日本のまんが文化をより多くの方々に楽しんでいただけるよう、今後も様々な企画を実施していきます。次回のイベントもぜひご期待ください!