
朝ドラ『あんぱん』が終わってしまい、巷には『あんぱんロス』の人があふれているそうです(?!)。
『あんぱん』の放送開始を祝して始まった、やなせたかし賞受賞作の展示はまだまだ続きます。
11月からは、高岡龍谷高等学校と多治見西高等学校の2作品を展示しています。
それでは見ていきましょう!
「やなせたかし賞」とは…
まんが甲子園の永世名誉審査委員長である、やなせたかし先生が第20回大会から個人的に設けた賞で、本選大会の全作品の中から1作が選ばれます。
この賞は現在でも、やなせ先生と親交のあった漫画家によって選考されています。
第21回(2012年) やなせたかし賞
高岡龍谷高等学校(富山県)
テーマ『非常用○○』

あらゆる状況に対応できるように作られた非常用高性能ロボット。
災害現場で大活躍するのかと思いきや…
非情にも誰よりも早いスピードで自分だけ非常現場から脱出!
「オイ、自分だけかよ」
と、思わずツッコまれています。
ちなみにこの作品は敗者復活戦から選ばれた作品です。本選作品であれば、どの作品にも選ばれる可能性があるところがやなせたかし賞の醍醐味でもあります。
第24回(2015年) やなせたかし賞
多治見西高等学校(岐阜県)
テーマ『ウェアラブル』

病院で男女のお年寄りが会話しています。
女性の腕には健康状態を計れるウェアラブル端末がまかれていて、脈拍が普段より速くなっています。
ウェアラブル端末があれば、2人に言葉はいらないようですね。
いくつになってもドキドキが止まらない、周りもほっこりする心温まるお話です。
朝ドラ『あんぱん』でも暢と崇の思い合う姿が印象的でこの作品と重なります。
いかがでしたか?
展示期間は2025年12月28日(日)までを予定しています。
『あんぱん』ロスを埋めたい方は、ぜひご覧ください。
