まだまだ寒い日々が続いていますね。
皆さんいかがお過ごしですか?
まんがBASEではまんが甲子園作品展示コーナーの入れ替えを行いました。
今回は
『まんが甲子園作品展~プロ漫画家編②~』
プロ漫画家たちがまんが甲子園に出場した時の作品を展示する企画の第2弾です。それでは見ていきましょう。
第5回(1996年)第一次競技提出作品 私立本郷高等学校(東京都)
テーマ『ライバル』
参加ペン児:曽山一寿先生
コロコロコミックで『でんじゃらすじーさん』を連載中の曽山一寿先生。強烈なギャグで子どもたちに笑いを届けています。
曽山先生は第5回大会に本郷高等学校のメンバーとして参加し、第16回大会ではゲスト審査員も務めました。
今回展示している作品のテーマは『ライバル』
うちわを扇ぐ姑、扇風機に当たる嫁、クーラーの前で涼しげな孫娘。
親子3代がそれぞれの年代に合った道具で涼を取る、世代間のライバル関係を表現しています。
セリフを使わず絵だけで状況がうかがえる作品だと思います。
第6回(1997年)三菱電機賞 受賞作品
東京都立芸術高等学校(東京都) ※2012年3月閉校
テーマ『携帯○○』
参加ペン児:えすとえむ先生
2020年に千葉雄大主演で実写ドラマが放送された『いいね!光源氏くん』の作者えすとえむ先生は東京都立芸術高等学校のメンバーとして出場しました。
えすとえむ先生が在籍していた3年間で芸術高等学校は、第6回大会で三菱電機賞、第7回大会で最優秀賞、第8回大会で第3位と、連続で入賞しています。
今回展示するのは三菱電機賞を受賞した作品です。
化粧室に立つ一人の女性、そこでは仮面のように顔をはがして化粧された顔へと付け替えている場面のように見えます。
その他にもカバンの中には様々な表情の顔がぎっしり。
シンプルな一枚絵の中に多くの情報が詰まっていて、捉え方によって解釈が変わる考えさせられる作品に思えます。
いかがでしたか?
展示期間は3月末までの予定です。みなさんもぜひご覧になってください。