いよいよ4月!桜も満開になり、進級、進学、就職など新しいステージを迎える人も多い季節ですね。
まんがBASEではまんが甲子園作品展示コーナーの作品入れ替えを行いました。
今回は
『まんが甲子園作品展~プロ漫画家編③~』
プロ漫画家たちがまんが甲子園に出場した時の作品を展示する企画の第3弾です。それでは見ていきましょう。
第8回(1999年)予選提出作品 東京都立戸山高等学校(東京都)
テーマ『大予言』
参加ペン児:藤巻 忠俊(ふじまき ただとし)先生
週刊少年ジャンプで大人気を博したバスケ漫画『黒子のバスケ』。その作者である藤巻忠俊先生は東京都立戸山高等学校からまんが甲子園に応募しました。
残念ながらこの作品で本選出場とはなりませんでしたが、藤巻先生は当時行われていたまんが甲子園の個人賞で入賞を果たしました。
(チーム戦の本選と違い、こちらは個人で作品を作って応募する賞です。現在の絵の面影が感じられますね。背景もきれいな線でしっかり描きこまれています。こちらもまんがBASEでご覧いただけます。)
1999年と言えば、ノストラダムスの大予言の年。世界が滅ぶのではないかとソワソワしていたのではないでしょうか?
しかし、当の大魔王本人もその気はなかった様子。世界が滅ばずにすんでよかったですね。
第11回(2002年)第2位 北海道札幌南高等学校(北海道)
テーマ『本音』
参加ペン児:木野 陽(きの ひなた)先生
宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』の漫画(マンガジュニア名作シリーズ:学研)を描いた木野陽先生は北海道札幌南高等学校出身。第29回まんが甲子園ではゲスト審査員も務めました。
舞台はお葬式の会場、お坊さんがお経を読み、親族の皆さんはそれを静かに聞いている様子。
長いお経が終わると、女の子が無邪気に「やっと終わったぁ」
子どもだからこそ出る本音にクスッと笑みを浮かべる参列者も。
うん、誰も悪くない。
この作品は大会で第2位に輝きました。
いかがだったでしょうか?
展示期間は5月末までの予定です。みなさんもぜひご覧になってください。
今後もまんが甲子園の様々な作品をご紹介していきます。お楽しみに♪