学べばもっと好きになる、楽しくなるイベント『まんがの種』
3月13日(水)は、『デジタルまんが講座 ~効果線編~』と題し、作画ソフト「クリップスタジオ」を使って漫画の場面を盛り上げる集中効果線や、スピード線の描き方を学びました。
それではイベントの様子を見ていきましょう。
漫画の『効果線』とは漫画に様々な表現や演出を与えるために描かれる線のことです。
効果線を使うと、漫画のキャラクターの動きに勢いをつけたり、感情を表現できるので、漫画をより盛り上げることができます。
今回は漫画でよく目にする『スピード線』と『集中効果線』の2つの効果線の描き方を学びました。
まずはよく使われる2つの効果線の役割を勉強しました。
①流線(りゅうせん)
平行に描かれた複数の線のことを『流線(りゅうせん)』と言い、感情や速さを表現する時に使います。
また、動きの方向を強調しながらスピード感を出したいときなどに描かれた流線を『スピード線』と呼びます。
②集中線
中心点と呼ばれる中心に向かって描かれた複数の線のことで、対象を強調したいときやスピード感を出したいとき、感情を表すときに使います。
役割を覚えたら、効果線を描くための機能の使い方を学びます。実際にクリップスタジオを使って効果線を引いてみます。
最初のうちはお手本のようにうまく描けませんでしたが、スタッフからペンの種類や線を引くときのコツを聞き、練習してお手本通りの線が描けるようになりました。
そして、教わった機能を使って下の写真の課題に効果線を描いていきます。
さあ、全部描けるかな?
初めはまだ使い方を覚えたばかりなので少しおぼつかない様子でしたが、課題を進めていくごとに上達していき、場面ごとに効果線の使い分けもできるようになっていました。
機能を使って上手に効果線を描くことができました!
イベントを終えて「楽しかった。」「色々な効果線の種類を知ることができて良かった!」との声が聞かれました。
今回習った効果線は漫画を描くときに、使う場面がたくさんある技術なので積極的に使ってみてくださいね。
ご参加ありがとうございました!
次回の『まんがの種』は4月10日(水)開催
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