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激闘の第32回全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」を終えた翌日8月7日(月)に、今大会のゲスト審査員えすとえむ先生『まんが教室 画材を上手に使ってイラストを仕上げよう』と、お馴染みのMoo.念平先生による『親子まんが教室 夏だ!オバケを描こう!!』の2つのまんが教室を開催しました。


えすとえむ先生のまんが教室

『画材を上手に使ってイラストを仕上げよう』

午前中はえすとえむ先生によるまんが教室』でした。

今回のまんが教室では、えすとえむ先生から、アナログ漫画の画材を使ってモノクロイラストを仕上げるコツを学びました。


最初に先生からアナログ作画に必要な道具の説明を受けた後、ペン入れ→ベタ塗り→ホワイト→トーン貼りと実際の作業をして作品を仕上げていきます。

まずは『つけペン』という万年筆のような画材にインクをつけて線を引く作業を行いました。美しい線を引くだけでも一苦労でしたが、難しい所は先生にコツを教わりながら練習を重ねました。

▲まんが甲子園の審査員でお馴染みのひのもとめぐる先生も飛び入りでご指導くださいました。

線を引くのに慣れてきたら、原稿にペン入れをしていきます。まだ乾いていない線画に触れないよう気を配りつつ、陰影や立体感をだすために『強弱の付いた線画』になるよう気を付けて線を引きます。様々な太さの線を引くため、全身に力が入ります。

線画を描き終えたら『ベタ』という任意の箇所を黒で塗りつぶす作業と、作画ではみ出たりこすって汚してしまった箇所をホワイトのインクで修正します。

最後に、スクリーントーンという網点(あみてん)やさまざまな模様・地紋・線・グラデーション・背景画などが印刷された粘着シートを切り抜いて、イラストの原稿に圧着して影や模様を入れていきます。

▲えすとえむ先生の作業や手さばきを見てから実際の作業にとりかかります。

▲カッターで切り出すのも一苦労…!💦

ペン入れ→ベタ塗り→ホワイト→トーン貼りとアナログ作画の基本的な作業工程を学ぶ講座でしたが、2時間があっという間に感じてしまうほど充実した内容でした。

ただ線を引くだけでも大変だったようで…皆さんアナログで漫画を描くプロ漫画家の大変さや高い技術を体感したようでした。

また、「難しい所も丁寧に分かり易く指導していたただけたので、大変勉強になった」と参加者の皆さんは口をそろえて仰っていました🌸ぜひ今回学んだ技術を、今後の作品作りに役立ててください。


Moo.念平先生の親子まんが教室

夏だ!オバケを描こう!!

14時からはまんが甲子園の審査員でお馴染みのMoo.念平先生による親子まんが教室 夏だ!オバケを描こう!!』を開催しました。

このイベントには6組9名のお客さんが参加し、オリジナルのオバケ作りを楽しみました。

 

今回のイベントは、自分たちでオリジナルのオバケを描くだけでなく、特技や弱点も考えてオバケのカードを仕上げます。

まずは、オバケのアイデアを出していきます。どんな姿をしているのか、どんなことが得意で何が苦手なのかを考えて描きました。

 

 

こんなにたくさんアイデアを思いつくなんてスゴイですね

 

アイデアをまとめたら、いよいよ原稿用紙にオバケを描いていきます。

 

 

鉛筆で下書きをしたら、ペンで清書して色鉛筆やコピックを使って色を塗ります。皆さんとても集中していました。

 

こうして完成したオバケたちがこちらです。👇

合計22体のオバケが出来上がりました!どれも個性豊かで面白いオバケたちばかりですね。参加した皆さんの創造力とスピードには先生も舌を巻いていました。

イベントを終えた参加者からは一様に「楽しかった」との感想が聞かれ、Moo.先生もとても嬉しそうにしていたのが印象的でした。

ご機嫌な先生と記念撮影

参加してくれた皆さん、そして楽しいまんが教室を開いてくれたえすとえむ先生とMoo.念平先生、ありがとうございました。

皆さんの今年の夏の思い出に刻まれたなら幸いです。


今後も高知まんがBASEでは様々なイベントを企画しております。

プロの漫画家から直接まんがや作画のコツを学べる『まんが教室』

プラ板・うちわ作りなど絵を描きながらものづくりができる『ミニイベント』など、ホームページやSNSで随時お知らせしておりますのでぜひチェックしてみてくださいね!

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