3月3日(日)、第10回全国漫画家大会議にゲストで来高したひのもとめぐる先生とMoo.念平先生がまんがBASEにいらっしゃいました。
ひのもと先生はデジタル作画で着彩する様子をライブドローイングで披露し、Moo.先生は『擬人化』をテーマにまんが教室を開催しました。
それではイベントの様子を見てみましょう。
ひのもとめぐる先生のライブドローイング
午前はまんがルームで、ひのもと先生によるライブドローイングを開催しました。
今回ひのもと先生が披露してくれたのは、作画ソフト『クリップスタジオ』を使って原稿に色を塗る着色作業。
まずは、あらかじめ用意しておいたイラストに肌や服の色などベースとなる色を塗っていきます。
次に影を塗っていきます。顔の形や服のしわなどの凹凸に合わせて影を入れると立体感を出せるそうです。さらに、塗った影にぼかしを入れると影がなじんで自然な感じになりました。
ライブドローイング中にはひのもと先生への質疑応答もあり、絵の描き方に対する質問のほか、「作業中のBGMは何を聞いていますか」といった場が和むような質問もありました。中にはこんな場面も…
👆「もっと近くで見たい」ひのもと先生が着色している様子をこんな間近で見られて感激!だけどちょっとだけ照れくさい様子
話をしながらもひのもと先生は手を止めず、髪の毛に光を入れたり、瞳への描き込み、ドレスの柄入れなど解説を入れながら作業を進め…
このように優雅できらびやかなイラストが完成しました!✨✨
プロが使う技術をたっぷりと堪能することが出来ましたね。
完成したカラーイラストは参加した皆さんにお配りしました。特に小さなお子さんはひのもと先生のきれいなイラストに大喜びしていました。
Moo.念平先生のまんが教室
午後からは、Moo.念平先生によるまんが教室を開催しました。
今回のテーマは『擬人化』。
人間ではないものを人間に見立てて表現することです。
身の回りにある道具をモチーフにしてキャラクターを作っていきます。
作ったキャラクターは総称して『ギジンダ―』と呼ばれ、イベントの最後には参加した皆さんが作ったキャラクターをまとめた『ギジンダー図鑑』を作ります。
早速ギジンダー作りに取り掛かっていきます。Moo.先生が作ったワークシートに見た目や名前、特徴を書いていきました。
👆道具に顔を描いたり手足を生やせばそれだけでもうキャラクターになります。後は色鉛筆やマーカーで色を塗ればギジンダーの出来上がり!
皆さんがキャラクター作り出すペースはとても速く、描き始めてから30分で絵を貼るためのホワイトボードが埋まってしまいました。
👆皆さんの考えたギジンダーがこんなにたくさん!
これにはMoo.先生も驚きを隠せない様子でした
最後は、みんなで作ったキャラクターをまとめて『ギジンダー図鑑』の完成!となりましたが、あまりにたくさんの作品が出来たため1冊にまとめるつもりが3冊になるというオチまでつきました。
👆自分で描いたギジンダーと一緒にハイ、チーズ!
皆さん、とてもユニークなキャラクターを作ることができましたね。今回の教室をきっかけに道具だけでなく、様々な物をモチーフにしてギジンダーを作ってみてはいかがでしょうか?
講師をしていただいたひのもとめぐる先生、Moo.念平先生、そしてご参加いただいた皆さんありがとうございました。
まんがBASEでは今後も様々なイベントを開催予定です。
HP、Twitter、Instagram、Facebookなどでも情報発信をしているのでチェックしてみてくださいね。
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